4月13日、下呂から直接帰り方向に走っても芸が無いので、御嶽の濁河温泉を経由して木曽福島に抜ける事にする。しばらく飛騨川を遡り、両岸の桜を満喫する。やがて飛騨小坂で飛騨川と別れ山に入る。道の駅でトイレ休憩、と駐車場に入ると、7MHzのダイポールを張って運用中の車発見、早速襲撃。道の駅移動のルールや苦労話など聞かせてもらう。その道はその道で、なかなか苦労があるようだ。カードに必ずその道の駅のスタンプが要るというのは大変そう。我々みたいに、「パイルアップか閑古鳥...」という具合にはならないし、速攻ヤリ逃げもできないみたい。
さて道はどんどん山の中へ。やがて道の両側に雪が出てくるようになり、廻りの景色は春から冬へ一変した。除雪は行き届いているので、道路の上まで雪が残っている事はないが、北斜面ではべったりの雪景色。峠を越えると眼前に真っ白な御嶽が見えてくる。天気が下り坂なので、頂上部分は雲の中なのだが、さすが3000mの山、迫力はある。山肌を縫うように走ること1時間、やっと御嶽中腹の濁河温泉に到着。標高1800m。ネット情報によれば、万座温泉と並んで通念自家用車で行ける最も標高の高い温泉だとか。さすがにこの時期でも雪が深く、営業していないと思われる宿も多い。以前に訪問した市営露天風呂も営業休止している。
その市営露天風呂の少し上に、いかにも営業しているような店を発見。「ひゅって森の仲間」。源泉掛け流し温泉の看板もあるし、食事も出来そうな雰囲気だったのでドアを空けてみる。昼寝中のおやぢが出てきて、風呂はOKだが食堂はやってないとか。この時期に食堂空けても、だれも来ないので赤字になるだけ...という事らしい。仕方なく@¥500を腹って温泉へ。
湯は市営露天風呂を同じ系統か。薄濁りで析出物の付着が多い。Na-Ca-Mg硫酸塩、炭酸水素塩泉とある。塩味はしないので、Na分は多くないと思われる。Ca分が多く析出物が出ているのだろう。エグい味はMg分か?ちょっと熱めの源泉がかなり多量に投入されているので少し熱め。でも露天で体を冷やしながら入るにはは丁度良い。目の前には残雪の名残が残り、春の陽気を楽しみながら湯に浸かる。まんず極楽という物でした。
濁河温泉からは、濁河峠を越えて一旦高山市(旧高根村)に入り、さらに尾根を乗っ越すと、チャオ御嶽スキー場に至る。結構大きなスキー場で、愛知から広島辺りまでの西日本各地の車が見受けられる。すごい車の量だ。一旦くだってから再度峠を越えれば、そこは長野県、木曽の開田高原だ。ここまで来れば何か食べ物にありつけるだろうと、車を走らせると、やはりここは蕎麦らしい。
1軒目の、ちょっとしゃれた感じの蕎麦屋に入ると、6人以上のお客様は要予約の札が掛かっている。まあ確かに我々は計6人だけど、それなら車2台に分割すれば4人と2人だ...と言いながら、予約無いけと喰えるのか?と質問する。特に店内が混んでいる訳でもなく、席も空いている。普通なら喜んで...と言われると思ったが、なにやらあまり歓迎されている雰囲気では無い。今から蕎麦を切るので、時間がかかるとか。じゃあ何分待てば良いの?と聞いても、うにゃうやと要領を得ない。変な店だな~、と別を捜す事にする。(高原食堂だったかな~?)
仕方無いので少し引き返して「西野温泉嶽見」という旅館の店先に食堂を出した形の、「そば処たけみ」。店構えは”外れ”を予感させたが、入ってみるとメニューは数種類の蕎麦だけ。ご飯類は無い。これは当たりか?おばあちゃとや、息子?と話していると、自家製の蕎麦畑を持っており、蕎麦を挽くのも必要分だけ少しづつだとか。ザル蕎麦とそばがきを注文したが、蕎麦の味はあまり分からない私でもなかなか美味かった。又サービス?に出された小鉢が美味い。3-4品あったかな?なめことワサビ、こんにゃく+ふき味噌、野沢菜...もっとあったかな?これが美味かった、ビールが欲しいぞ....。最後のそば湯がまたまた濃厚で、これも美味かった。蕎麦好きのJR1GNHやJO1PSXにも紹介してやらないと。でも関東からは結構遠いんだよね。
つ~事で、温泉より蕎麦がメインになってしまった。
帰りは木曽福島から中津川に出て、さらにちょと気まぐれで最後の花見とばかりに、苗木城址城山公園へ。遠目に見えた桜だらけの景色に誘われて急遽立ち寄ったが、一山全部桜の木...という感じで、花見旅行の最後を飾るに相応しい花見であった。
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