今週の温泉
ここのところ今週の温泉をサボっているが、何処にも行ってないという訳ではない。何処かには行っているが、目新しい所ではもないので取り立てて書く事もなかろうと思い、忙しかった事もありほったらかしにしていた。そろそろ秋の旅行シーズン、真面目に書かないと...
という訳で、この9月3連休は年に1度の親孝行で、八幡浜に住む母親を連れて別府・由布院へ行ってきた。今回初めて、西条に住む兄夫婦も同行。賑やかな5人旅になった。
由布院の泊まりは、「ほたるの宿・仙洞」という、初めての所。ここを予約する時、ちょっとした手違いがあり、最初予定していた宿は別のところだった。どうやら予約の電話をするとき、雑誌に載っていた隣の宿(それが仙洞)の電話番号を押してしまったらしい。後日予約した覚えのない仙洞から、確認の電話が有り、どうも話しが食い違うので確認するとどうやらこちらのミスと判明。まあしかし、金鱗湖や店屋街にも近く良い場所であった。
まあ温泉自身は由布院らしく無色透明の綺麗で特徴の無い湯が掛け流されている。驚いたのは露天風呂の入口に、冷水とオレンジジュースが出る冷水器と言うか給水器が置いてあるのは分かるが、なんと生ビールのサーバーまで置いてある。宿の方が言うには、その場で飲もうが、部屋へ持ち帰るのは自由ですが、食事所へ持ち込むのはご遠慮下さい...との事。ええ...それってタダって事?
一旦部屋に入ってから、おそるおそる露天風呂の入口まで引き返してみる。確かに料金を入れる所も無いし、部屋番号を書くような物もない。何杯飲もうが、記録するような物はない。コックをくと、ちゃんとビールが出てくる。こりゃ太っ腹やな~。よっしゃこうなったらしっかり飲んでやるぜ~、と同行の兄と一緒に飲み始めた。
いやしかし、色々な宿に泊まったが、こんなビール飲み放題は初めて。ええ宿やった。そこの酒好きのあなた....ぜひ一度泊まってみてください。
次の日は女性陣のご希望により、同じ由布院の「夢想園」という宿で立ち寄り湯。ここも無色透明でなんと言う事はないが、露天風呂から正面にドンと見える由布岳が売り物のようだ。しかしながら、ここの大浴場、由布院では珍しい循環・消毒をしているようで、微かではあるが塩素臭が感じられるし、オーバーフローの量も少ない。大露天風呂とか称して、大型の設備を作るとこうなってしまうのか?
翌日の泊まりは山を越えて別府温泉へ。個人的には色々入りたい湯もあるが、何分今回は主目的が親孝行。何分年寄りはワガママで、部屋は洋室(ベッド)で無いとダメ、朝食はパンがええ(出来ればバイキングが)。そんな宿なんて、殆ど無い中で、やっと見つけたのがかんぽの宿別府。一応希望通りだ。
実はこのかんぽの宿、2・3年前に温泉博士で来たことがある。その時は全て循環風呂で悲しい思いをした覚えがあるが、事前調査によると露天浴槽だけが掛け流しに改造したとある。とは言え、ここも無色透明の単純泉。本当は別府らしい強力は湯にも入りたかったが、我慢ガマン。次回の楽しみにしよう。
と言うことで3湯入浴したが、全て無色透明の単純泉で、温泉的には欲求不満が残ってしまったが、久しぶりに家族でワイワイ楽しい旅だった。
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