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2009年10月 2日 (金)

氷河特急スイス旅行記4

9月21日、この日は朝から氷河特急に乗る為にサンモリッツ駅へ。展望車両は快適だが、日差しがモロに降り注ぐので、廻りの人に迷惑にならないよう、車内でも帽子を被るように。

サンモリッツを出てしばらくすると本流を離れて支流に入り、長いトンネルを抜けて反対の谷に出る。後で書こうかと思ったが、昨日のユリア峠、またこのトンネルはヨーロッパの大分水嶺になっている。サンモリッツを流れるイン川は、ドナウ川と合流して遙か黒海に流れ込み、こちら側の水はライン川となってドイツを貫き北海に至る。

ドナウからラインへ....と考えると、実は私はワクワクする。人間の性癖・嗜好とはおかしなもので、こういう事にはワクワクする癖に、例えばこのトンネルを抜けた先にある観光名所のランドバッサー橋にはあまり興味が湧かない。正確に言うと、凄い橋を造ったな~とは思うが、他の車内の皆様のようにカメラアングルを求めて車内を走り回るような事はしない。写真撮る位なら、しっかり自分の目で見ておく派だ。

先にも書いたが、どうやら私は少数派変人の部類に入るようだ。それでも今回は頑張って写真をいっぱい撮ったぞ。

P1000176

カーブの所で、自分の列車を入れて撮るアングルが良いらしい。これはサンモリッツを出て、トンネルに入るまでの車窓かな?

P1000180

展望車の様子です。カメラで外を撮るより、カメラを持てt写真を撮る人を撮す方が面白い。

P1000188

展望列車です。文字通り展望が良い。

前日バスで走った渓谷沿いの道を電車で下り、一旦クール駅に入る。そこで進行方向を変える為、機関車を最前列から最後尾(今度はこっちが最前列になる)に入れ換える。なかなか珍しい光景だ。

クールから方向を変えて元来た道を引き返し、途中から先程の道と別れてライン川の渓谷沿いに進む。次第に高度を上げて、山が迫ってきたと思うと、途中の停車駅(デセンティス)で機関車を交換するという。どうやらこれから先は急な坂道登坂になるので、今までの機関車では登れないようだ。これもまた面白い。

ここから電車でオーバーアルプ峠(2033m)を超える。上の写真は、峠付近にある湖の横を通っている時のもの。ここから列車は目の下のアンデルマット駅まで、信じられないような急勾配の山道を車のようにヘアピンカーブ?を辿って下っていく。こりゃ、レールの真ん中にギヤの付いたタイプの鉄道でないと上り下りはできないだろう、納得。

アンデルマットにてバスに乗換し、フルカ峠を目指す。別に氷河特急に乗ったままでもこのフルカ峠を貫くトンネルによって同じ所に行くのが、絶景のフルカ峠を見せてやろうという観光親心と、このまま電車で行くには時間が掛かりすぎて、バスの方が早いという事もあるのだろう。

フルカ峠(2436m)。日本にあるような曲がりくねった峠道で、大型観光バスでは如何にも苦しそう。運転手さん、ええウデしてるので、何気なく進んでいくが、前から車が来るとカーブが曲がりきれない。そこどけそこどけ、バスが通る。

何気なく峠を超えた先に、観光名所のローヌ氷河がある。ここではお金を払って氷河の中をくり抜いたトンネルに入ったり、氷河の上を歩くことができる。氷河を歩くのは随分久しぶりだ~。

P1000202

さらに分水嶺ネタ。このフルカ峠、これも先程のライン川と、今度は地中海へ注ぐフランスの大河であるローヌ川の分水嶺になっている。あっちの水は北海へ、こっちの水は地中海である。しかもこのローヌ氷河は、名前からもローヌ川の源流のようだ。

P1000198

この日の夕方、目的地であるツェルマットに到着。ここは電気自動車しか入ることのできない町とかで、1駅手前でバスを降りて、電車でツェルマット駅へ移動。車窓からマッターホルンがチラリと見えた。おおお~~。

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コメント

「いいちこ」のCMに出てくるやつかな?

投稿: JT1 | 2009年10月 2日 (金) 15時06分

いいちこCMの奴は、サンモリッツから逆に南下してイタリア側に降りる、ベルニナ特急の方みたいです。ループ橋ですよね。
高低差が大きいので、ループで登るのでしょう。
ちなみに...特急と書いていますが、オリジナルは当然特急(日本語)ではなくExpressです。しかしこの特急の平均時速は、34km/h程度だとか。
何処が特急やねん、と突っ込みたいところですが、小さな駅は停車せずにすっ飛ばすので特急かな?でも単線区間では対向電車待ちが多く、のんびりした旅です。

投稿: 本人 | 2009年10月 8日 (木) 10時07分

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